MyTBRのオススメ(14回)

MyTBRのサービスを使い始めてからもう14回!!四半期に1回のオススメを受けているので、もう3年半になるのですね。
このサービスのおかげで、全くアンテナを張っていなかった本を読む事になっていて読書が偏向的にならずにすんでいると思います。
なので、今後も続ける予定です。

さて、13回にお勧めをもらった本は3冊とも全部読みました。
スリラー系のミステリーの本が一番面白かった。今は、そんな気分なのかも知れません。

今回もお勧めをくれた人も前回と同じMeganさん。
何をお勧めしてくれたかここで紹介しますね。

1冊目
The Spite House

By Johnny Compton
「We Spread」 by Ian Reidが最近のお気に入りだと伝えてあったのでその感覚の頼りなさと、「Rebecca」 by Daphne Du Maurierのゴシック感を合わせてのオススメらしいです。


2冊目
Shiver

By Allie Reynolds
Chilling Thrillerのオススメ。キーワードは、密室系。雪山、廃墟ホテル。
この本は、ThriftBookにて購入済。もう既に手元に届いております。


3冊目
ロマンスじゃないクリスマスのオススメを頼んだ所、これがお勧めされました。
Boy Swallows Universe

By Trent Dalton
米アマのあらすじを読んでもクリスマスという言葉がでてこないので、どんな風にクリスマスと関係あるのか興味津々です。おまけにGoodReadsの評価は星4.34です。2018年に発売されたこの本、全くレーダー外でしたが、期待値が上がります。大体未だに何のテーマかも分かっていないのです。読んだら皆さんに報告しますね~。この本もThriftBooksにて購入、既に手元に届いています。


このサービス、本を送ってもらわずに、オススメだけ貰うなら、日本からも頼めると思いますよ\(^o^)/
良かったら試してみてね!(その時にはどんなお勧めを受けたか教えてね!)

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2023年10月のまとめ(Wrap Up)

さぁ、先月の反省を生かして、今月は早目に10月に読んだ本のまとめをしましょう。
今月も和書は読めず。
忙しいので本を検索する余裕がなく、ここ2か月ぐらいは、本に使うお金も予算内に収まっております。(良いのか悪いのかが良く分からない)

では、読んだ本を発表します。

The Moving Finger

By Agatha Christie
定例のクリスティーのBuddy Read。今回はこの本でした。ミセスマープルのシリーズの1冊。ミセスマープルいつ出てくるの~?という本でした。


The Hollow Boy (Lockwook & Co. #3)

By Jonathan Stroud
Buddy Readで読みました。新たなメンバーが加わってバランスが乱れまくりでハラハラして面白かった。続きも楽しみ。


Ankle Snatcher (Creature Feature Collection)

By Grady Hendrix
超短いけど、ホラーチックだし読んでみた。日本でもお布団から足出してたらお化けに捕まれるとか言われることもあるけど、ここまで行ったら怖いっす!


The Pram (Creature Feature Collection)

By Joe Hill
もう一つ短編ホラーを読んでみた。あ〜Joe Hillだなぁ。気もち悪いもん。ま、それが面白いんだけど。


Anna Dressed in Blood (Anna, #1)

By Kendare Blake
積んであったこの本、やっと読みました。とても読みやすかった。YA本だからかな?主人公が幽霊を殺せる男の子(幽霊はもう死んでるんと違うんか~い?と突っ込みを入れた人はぜひこの本読んでみてください)。ジャンルはホラーだけど、怖くはないですわ。(ホラー好きに言われても説得力はないかも知れないけど)


Gallant

By V.E. Schwab
去年のGoodReadsでYA Fantasyの賞取ってたこの本。すごく楽しみにしてたのですが、賞取るほどか?と思ってしまったのが残念です。 感想は?と聞かれれば、「普通~」と答えるでしょう。


Crossroads

By Laurel Hightower
これもホラー短編です。キングのペットセマタリーを少し彷彿させる内容です。子を思う母の気持ちが痛いです。


A Skeleton in the Family (Family Skeleton Mystery #1)

By Leigh Perry
Audibleがただで聴けたのでBuddy Readに参加する事にしました。これは当たり。コージーミステリー好きなら読んで欲しい。笑えるし、キャラ最高だし!骨や体に関する慣用句を多発する、生きてる骸骨に肩入れするよ。


The Graveyard Book

By Neil Gaiman
これも長い間積んであった本。ふむむむむ。これはきっと名作なんだろうな。挿絵もいっぱいあってさ、きっとこの作品が好きな人はいっぱいいる。しかし、私はもっとおどろおどろしいのを想像していたがために拍子抜けしたのでありました。


What on Earth Happened?

By Christopher Lloyd
Buddy Read/Studyでした。私は一般的に調べるだろうと思われる単語をピックアップするという作業を自ら引き受けましたので、1日前倒しで読んでおりました。この係を引き受けなかったらその量の多さに後れを取る事になったと思われます。歴史上のイベントと自然の変動についてが上手く絡み合わせてあって面白かった。これをきっかけにますます歴史に興味が持てそうです。


North and South

By Elizabeth Gaskell
Buddy Readでした。途中からざ~っと深読みせずに流して読んだのですが、この作者、一つの事柄を数ページかけて書く印象。主人公のマーガレットとミスターソントンの気持ちのすれ違いがまどろっこしい~(そんなだから私は恋愛物が読めない)マーガレットの親も娘に頼りすぎだし、登場人物達の偏見も強いし、イライラしましたわ。でもそれが上手く描けているのでこの本は評価されているんでしょうね。後、人が簡単に死んじゃいますね。病気だとしても突然すぎてびっくりよ。

という事で、11作品の内、2作品は短編で、4作品はBuddy Readでした。
私の中では、10月はホラー月なのですが、それに即した読書月間になったと思います!




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2023年9月のまとめ(Wrap Up)

9月が終わってもう1週間・・・とブログを書き始めていたのに気が付けばもう10月が終わる。
いつもまとめが遅れます。
とはいっても9月には1冊読み切った和書がないのでまとめはいつもよりも簡単なはず。

という事で発表します。

先ずはかなり長い間積読になっていたこの本から。

Soulless (Parasol Protectorate #1)

By Gail Carriger
これ過去に数回読み始めては途中でやめるを繰り返していたのですが、やっと最後まで読めました。そして、翻訳本が最近セールになっていたのでそれも買って、読んでみました。舞踏会とか、〇〇卿とか、上流階級とかの時代背景の確認と、Supernaturalな存在についての確認も兼ねて。翻訳本も面白かったです。そしたら、この作品がグラフィックノベルになっているのを発見しました。それも読んでみました。お話しの全てがちゃんと漫画になってて感動・・・今までグラフィックノベルって苦手だったんだけど(漫画は好き)、これをきっかけに読んでみても良いなと思いましたわ~。文字が全部大文字になっているのはやっぱり何とかして欲しいけどね。
吸血鬼や狼男が出てきますが、規律の元、人間と上手く暮らしている世界線が面白かった。主人公は、そんな異界の物の能力を無にする力を持っているという設定もなかなかよろしい。ロマンスは私としては別に要らないけど、ま、あってもOKでした。


The Light Pirate

By Lily Brooks-Dalton
これはMyTBRのお勧め本でした。設定としてはアポカリ物になるのかな?しかし、ちょっとザリガニの鳴くところを思い起こさせるような設定でもありました。
これ、MyTBRにお勧めされたものの、結構新らしい本だし(2022年12月発刊)、Kindleも安くないし、どうしようかと悩んでおりました所、なんと地元の図書館がEbookを貸している事に気がついたのでした。あのしょぼい図書館にEbookあったんだ!と驚いたのですが、まだそんなに数も多くない中、出会えた奇跡に感動して借りました。


Harry Potter and the Goblet of Fire (Harry Potter #4)

By J.K. Rowling
Buddy Readしました。もう4巻です。以前にも読んでいるのに覚えていないものです。セドリックの顔がどうしてもあの俳優で脳内再生されるのが嫌~。(すいません、好みじゃないの)


Yellowface

By R.F. Kuang
この本、今年の話題本ですよね。また図書館が貸している事を知り、『予約』をしました所、予定よりも早く貸し出し可能になって慌てました。最初は、これ「The Plot」
Bu Jean Hanff Korelitzに似ているな~と思って読んでましたが、Racialな問題について言及されるにつれ、面白さが増しました。しかし、アジア系の作者が白人目線での小説を書くとは、何ともアイロニー。


Winter of the World(The Century Trilogy 32)

By Ken Follett
こちらもBuddy Readでした。この方の小説はとにかく登場人物が多い。英語は読みやすいし、キャラクター設定もしっかりしているので興味を持って読めるのだけれども、名前を覚えるのが苦手な私は必ずメモを取らないと読めないでした。歴史好きな方にはお勧めのシリーズ。(私はこの作家の事を「おっ〇い星人」と読んでいるのです。女性の形容に必ず胸のサイズに言及されるので)


と読み終わった本が5冊しかない!と驚いております。
何してたんだ私?
そうだ、Buddy本に思いのほか時間を取られているのかも知れません。
それがこちら
What on Earth Happened?

これを平日は1日1チャプター読んでいるのですが、これに1時間ぐらい取られていたんですね。

10月のまとめは遅れないようにしないとね!頑張る。


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2023年8月のまとめ (Wrap Up)

8月が終わってもう2週間。
また、まとめをアップしておりませんでした。

8月は洋書6冊、和書7冊(作)を読んでおり、日本語優勢となりました。



では読んだ本を紹介します。

先ずは洋書から、

The Body in the Library

By Agatha Christie
先月Buddy Readやっていたのですが、読めず、一人居残りをして読み終わりました。
タイトルにLibraryとあるので、何か本が関わってくるのかと思いきや、死体が発見された場所がLibraryだったってだけなのはちょっと残念。しかし、さすがクリスティ、犯人がなかなか尻尾を出さないわ。


The Writing Retreat

By Julia Bartz
MyTBRのオススメでした。あるベテラン作家が、新人作家を集めて1ヶ月特訓!最優秀者の本は高額の出版契約を得るって事で集まった5人は仲間であり、ライバル。その内の1人が行方不明に。なかなか、好みの設定です。終わり方がもっとドラマティックな方がもっと好みでしたが、そこに至るまでが面白かったのでよしとします。


The Whispering Skull (Lockwood & Co. #2)

By Jonathan Stroud
こちらもBuddy Readでした。
2巻に入って、キャラクター達が更に細かく描かれて面白くなってきました。今回は瓶に閉じ込められている骸骨がいい味出してました。映像で観たいですわ。


Shutter

By Ramond Emerson
幽霊が見えたり話せる主人公の設定の本はいままで沢山読んでいるので、特に何か目新しい事はなかったような気がするけど、幽霊が話し合かけて来たり助けを求めてきたりするのしんどいな。


A Manual For Cleaning Women

By Lucia Berlin
日本でも翻訳本がよく宣伝されていた「掃除婦のための手引書」です。私が苦手とする短編集なんだけど、読む作品毎にスドーンと心が重くなった。文体も書いてある内容も、長く物思いにふけりたくなるようなもので、次々に作品を読み続ける事が難しかった。ゆえに読むのにとっても時間がかかったのです。この人の比喩の使い方が良いので、文学好きな人にはお勧めです。


Louisiana Longshot (Fortune Mystery #1)

By Jana Deleon
X(旧Twitter)で「ワニ町」が話題に上がっていた。渡辺由佳里さんが主催で開催された「ファンの集い」で、翻訳者の方がお話しされていて、より気になったので1巻を読んでみる事にした。なるほど、これは面白い。ちょっとJanet EvanovichのStephanie Plumシリーズが好きな人と読者層が被るような気もする。楽しい作品だし、シリーズ作品が沢山でているので、スランプに陥った時なんかに読むのが良い気がする。


続けて和書8冊(7作品)の紹介。

幻夏

By 太田 愛
前作、犯罪者がドラマを見ているかのような印象とても面白かったのでこれも読んでみる事にした。キャラクター達にも思い入れがあるし、面白かったんだけど、1つだけ疑問が・・・
大人になってからでも子供の頃の事ってそんなに覚えているもの?私は、な~んにもまともに覚えてないけど・・・


ブラックサマーの殺人

By MW クレイヴン、東野さやか(訳)
これも前作を読んでキャラクター達が気に入って読んだ本。ちょっと長いけどね。私にしては珍しく翻訳バージョンを読みました。


カラスの親指

By 道尾秀介
阿部寛と村上ジョージで映像化されているらしい。それはさぞかし面白かろう!!観たいなぁ。この作品では欺師がいい人に思えてしまう。


ダークゾーン(上)(下)

By 貴志祐介
Kindle Unlimitedで読みました。将棋とゲームの世界が融合された話で、どちらもあまり興味のない私ですが、結構のめり込んで読みました。作者の筆力だろうねぇ。


カエルの小指

By 道尾秀介
先ほどの「カラスの親指」の続編です。こちらは映像化されていないのかな?こちらは、カラスの親指から10年以上の時間が経過しております。元詐欺師が実演販売士になってる設定が面白い。そのに中学生が絡んで話しがややこしくなるのがますます面白い。道尾秀介は外れないわ。


13の幻視鏡

By 吉村達也
まだ私が若かりし頃、母親が「〇〇殺人事件」みたいな本を沢山読んでいました。それを横から1冊2冊とくすねて私も読みました。そして、それがきっかけでこの作者を知り、その後角川ホラー文庫を片っ端から読みました。Kindle Unlimitedで今回読んだこの本の存在を知り読んでみる事にしました。そして知りました。この作家が亡くなっていたことを。(涙)


青海館の殺人

By 阿津川辰海
面白かったんだけど、人ってそんなに思ったようには動いてくれないと思うんだなぁ・・・という気持ちが邪魔してしまった。小説としては面白いのでいいんだけどね。


という事で洋書6冊、和書7作(8冊)読みました。
和書のKindle UnlimitedとAudible、結構使えるわ~。
さて、9月はもっと読めないかなぁ~!?

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2023年上半期ベスト3

毎年、「Mid-Year Freak Out Tag」というのをやっておりました。(ここ2年ぐらいやってないかも?!)
要は、上半期の読書を振り返る記事を書いていたのだけど、今年はすっかり忘れてた。

なので、今年は簡単に、上半期に読んだ本のBEST3を発表する事にしようと思います!
(今年発売開始された本という訳ではなくて、私が上半期に読んだ本の中から選んでいます)

洋書部門と和書部門に分けて発表する事にします。

先ずは洋書から。
これが選ぶのが結構難しかった。再読した本を入れるかどうかで悩んで、入れない事にしました。

1位はすぐに決まりました。
そちらがこれです。
We Spread

By Iain Reid
認知症なのか、本当に恐ろしい場所なのか、その境界線が書かれていて、その混乱が怖かった。これは自分の親が認知症の初期症状が出ているので、登場人物と重ねて読んでしまったので余計に思い入れが強くなってしまった。

2位もあまり悩まずにこれに決めました。
The Wall

By Marlen Haushofer
壁に囲まれた世界で一人で生きる主人公。これ、読みながら色々考えました。生きる意味ってなんだろう?孤独でも人間は生きられるのか?とか。淡々とした文体でしたが、それが余計に染み入る感じでした。

3位はかなり悩みました。
結果、これに決めました。
Babel

By R.F. Kuang
思いのほか暗くて、読んで疲れた本。感想それだけ?と思うけど、本当に疲れたんだもん。

次点
Who is Maud Dixon

By Alexandra Andrews
MyTBRにお勧めされて読んだ本だけど、最初はRebecca みたいな感じかな?と思っていたら、途中から太陽がいっぱいみたいかな?となり・・・


次に和書ですが、こちらの方が難しかった!!面白い本を沢山読みました。
そして1位を決められないという優柔不断な状況に陥りました。
なので同点1位で3作と、次点2作を上げておきます。
1位はこの3冊
正欲

これ、難しかったんですよ。考えて考えて、私はちゃんと理解できているのかどうか。普通って何?普通は当たり前?多様性って何?完全に理解できた気がしないので再読必須です。


爆弾

By 呉 勝浩
警察と犯人との心理戦が面白かった。犯人の飄々とした感じとか、最高でした。

犯罪者

By 太田 愛
テレビドラマでも見ているようなスピード感。主役級の3人が良い!映像化されたら絶対に観たい。

ほぼ1位と変わらないぐらいの次点はこの2冊

テスカトリポカ

By 佐藤 究
私の全く知らない世界がそこに広がっていました。とにかく痛い!!ひどい!!でもページターナーでした。

逆転美人

By 藤崎 翔
文庫本でないと仕掛けられないトリックが斬新。作者の文章の構成力の脱帽。前半は話が退屈だと思ったけど、そういう事だったのか~!!と分かった時にその退屈さがぶっ飛びました。


さて、今年も後半。面白い本にいっぱい巡り合えるといいな~。
皆さんの今年前半のベスト3はなんですか?



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