【読了】The Collector


By John Fowles


Butterfly Gardenを読んでいた時に、誘拐話のモダンクラシック本のこれを購入していた事を思い出しましたので、今回読んでみました。

この話、忘れられなくなりそうなインパクトでした。
Audibleを聞きながら紙媒体の本を読むスタイルで読みました。(これが一番集中できるので好きなスタイルです)
このAudibleのナレーターの芝居がかった読み方があっぱれでした。ドキドキ感をそそりました。

前半は誘拐犯の視点からストーリーが語られ、途中から同じ経時を被害者がほぼ手紙形式の日記で語ります。そして結末へ。
最初の誘拐犯の語りの終わり方がとってもクリフハンガーなので、被害者からの視点の時にはどうなったんだ?どうなったんだ?と気になって読むスピードがあがりました。

何だ、この読後感は。
誘拐犯に肩入れするつもりはないけれど、なんて悲しい人間なんだろう。
被害者の監禁中の気持ちの変化のなんと悲しい事だろう。
自由ってなんて素晴らしい事なんだろう。

育ってきたバックグラウンドが違うとこうも考え方や物の見方が変わるのか!

この本の中で、ShakespeareのThe Tempestがモチーフになっている場面があります。他にもクラシック本が何冊か出てきます。Sense & SensibilityとかEmmaとかThe Catcher in the Ryeとか…
クラシック本は読んでおいて損はないな。と再確認しました。

そして、Stephen KingやNeil Gaimanが各々の作品の中でこの『The Collector』に触れていたりします。
この話をベースにした事件も過去には起こっているそうなので、結構問題な本ですね。

そこの美しいあなた。誰かに行動を見張られていませんか?
誘拐監禁されないように要注意ですよ。


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【読了】A Stranger in the House


By Shari Lapena


Spookathonの主催者の一人のLalaちゃんが、この本を紹介しておりました。
今月の本屋の会員割引20%の日に見つけちゃいました。これは、読めって事かな?と思って購入。

結論から言うと、ページターナーです。英語も読みやすい。真相が知りたいので就寝時間を過ぎてからも読んでしまいました。
「The Couple Next Door」の作者という事なので、きっとそれも面白いに違いない!と思います。


が、キャラクター達が好きになれませんでした。
特にモテ男君のTomですが、なんでそんなに愛されるのか全く分かりませんでした。
芯がないタイプ。だから女に翻弄されるんだわ!
冒頭ではまだ男気のあるやつかと思ってたんだけどね。

昨日の夜に夜更かしして読み終えようと思ったのですが、最後の15ページを残して超眠くなってしまったため、あきらめて寝ましたが、今朝、最後まで読みました。
この15ページで話の印象がゴロっと変わってしまいました。
ひゃ~。女って怖いわ~。なのでした。

さっと読めるサスペンス系ミステリーをご希望の方、ぜひ読んでみてください。で、このキャラクター達についてどう思うか語りませんか?


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【読了】The Girl from the Well


By Rin Chupeco


何度も言うようですが、今月は『怖い』本が読みたい!
しかし、ドキドキする本にあんまり巡り合わないので、BookTuberさん達の「ホラー」とか「スリラー」ジャンルのお勧めをチェックしておりましたら、この本が紹介されておりました。

日本の『Folklore』(民間伝承物)をベースにしたYAの幽霊話だというので興味をそそられました。
タイトルからするにこれはもしや番長皿屋敷のお菊さんなのではないだろうか!?(まさかリングの貞子ではあるまい!)

読みは当たりました。
お菊さんがアメリカまで出張しておりました。(なんでやねん!?)
何でも数を数える幽霊で、「9」しかないと荒れるという設定ですが、良い幽霊として登場しております。
場所も最初はアメリカだけれども、途中から東京、姫路、恐山と日本に移動していきます。

怖いかどうかはともかくも(私は特に怖くもなんとも...)作者は日本好きかな~と思うとちょっと嬉しくなりました。
単語のスペルがいくつか「?」でした。(例えば、怨霊が「Onryuu」だったり、陰陽師が「Onmyji」だったり)
ほとんどをAudibleで聴きましたが、読んでいる人は日本語ができない人だったので、「Yuurei」が「ユーリー」っぽい発音になったりしてちょっと笑えました。

シリーズになってて#2は「The Suffering」というタイトルです。
いつか読むかもしれないな~。またお菊さんが出てくるみたいだし。

実は、読んでから気がついたのですが、この作者、「The Bone Witch」を書いた人だったんです。
この本もセールの時にダウンロードしてあるので、こっちも読んでみる気になりました。
いつ読むかな~!?



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【読了】TEN


By Gretchen McNeil

うちの息子のニックネームが「Ten」です。
そうです、それでこの本がに興味を持ったのです。

表紙を見ると、海に浮かんだ小さな島。暗〜いイメージ。
これが「And Then There Were None」の表紙だとしてもおかしくないなと思っていたら…やっぱり!
島でのパーティーに呼ばれた10人の少年少女が1人ずつ殺されていく話しでした。

最後の方はオリジナルを知っている人ならば想像がつきそうな展開になりますが、それでもドキドキしました〜!!
今月の「怖い本」を読むチャレンジでスリラー系の本をいくつか読んできましたが、これが一番ドキドキしたわ。
ページターナーってやつでした。
寝る前にちょっとだけ読んでから〜というスタイルで読んでいたのですが、週末に一気に読めば良かったです。
何せ、眠いから仕方がなく途中で本を置いて寝ていましたが、続きが気になって仕方がありませんでした。

実はこの作者の本は以前にも1冊読んだ事がありまして、その時もやはり先が気になって仕事の休憩時間にも読んでいたようなので、この作者のスタイルが個人的に好きなのかもしれません。
YA本なので、恋愛関連の描写がしゃらくさいのは仕方がないかもしれませんが、それを差し引いても星4.5をつけたいと思います。

やっと今月の目的のドキドキ怖いを体験できただけでも合格でしょ〜!


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【読了】All Is Not Forgotten


By Wendy Walker

以前Yureka Boxを購読していた時に送られてきた本です。
ジャンルはミステリースリラー系。
Audibleのセールの時にダウンロードしてあったので、本とAudibleを行き来して読み終えました。

この話の語り手ですが、非常に淡々としております。
最初はこの語り手が誰かすら分からない状態で読んでおりましたが、途中で分かります。
この語り手がダメで本を読むのをやめちゃう人もいるようですが、最後まで読むとどうしてこの人が語っているのが明らかになるので、読み始めたらぜひ最後まで読んで欲しいのです。
この語り手は『Repugnant』という単語がぴったりです。(単語の意味を知らない人は調べてね…←無責任)

話しの内容。ひどいレイプ被害者の少女から事件の記憶を消したものの、少女の心の傷はいえておらず自殺未遂を起こします。記憶を取り戻した方が良いとの判断で匂いや音(声)を元に治療が行われます。本当の記憶なのかそれとも外的に操作された記憶なのか。犯人は誰だったのか?どうしてこんな事件が起こったのか。

最初はこの本、あまりにも淡々としているので失敗したかな?と思ったのですが、最後まで読んでみたらインパクトありました。ドキドキする怖さとは違いますが、この話は静かに怖かったのです。

今月は『怖い』本を読む月ですが、まだ心臓がバクバクするような怖さの本には出合っておりません。次の本に期待です。


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Author:ずらっぺ
活字中毒 ワーキングママ ジョガー グアム在住 Arts & Crafts

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