【読了】A Man Called Ove


By Fredrik Backman


2012年初版。スウェーデン語から翻訳されているので英語が比較的容易で読みやすい本です。
何故か、日本語では「幸せなひとりぼっち」というタイトルがついております。(渡辺由佳里さんのサイトで紹介された時はOveは「不機嫌じいさん」として紹介されておりました。)
スウェーデン語の本のタイトルは「En man som heter Ove」。
英語のタイトルが「A Man Called Ove」なのですが、おそらく、スウェーデン語も英語のようなタイトルがついているのではないかと推測。
だったら、日本語も「ウーヴァという(と呼ばれた)男」としても良かったのかな?(Oveはオーヴじゃなくて、ウーヴァという発音なんですよ!音源を聞かないと分からないですね~)

この本はずっと気になっていたのですが、ちょっと前にAudibleのセールで$4.95になっておりまして、これは買うしかないな~とダウンロードしてありました。
Audibleのみにするか、文字(Kindleもしくは紙媒体)も購入するか悩んでおりました所、日本帰国時にイギリス版のマスマーケット本に巡り合いましたので、購入した次第です。

こんなじいさんいるかも!でも、59歳でじいさんは可哀そうか?
とぶつぶつ言いつつ、にんまり笑いながら読み進めました。

なんだか心温まるお話といった感じでした。
個人的にはこんなGrumpyなおっさんとは関わりたくないけれど、他人事として読むと面白い。

さて、この作家さん、他にも何冊か本を出されています。
どれも評判は上々なので、機会があれば、他の本も読んでみたいと思いました〜。
映画化もされているようです。きっと映画もいい気分になれるんじゃないかな?


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【読了】And Then There Were None


By Agatha Christie

16年間「TBR」だったこの本、やっと読みました。
夏季休暇で日本に帰る飛行機の中で読む本として、どれを読むのが良いでしょう?とTwitterのアンケート機能を利用して聞いたところ、これを勧めてくれる人が多かったのでした。

さて、実はこの本を購入した当初、Audio CDを持っていて、それを聴き始めていた記憶があるのですが、人が殺される前に挫折していたようです。
登場人物の名前が頭に残らず、最初のチャプターを繰り返したような気がします。

実は、行きの飛行機では友人と席が隣になった事もあって、全く本が読めず、日本の滞在中は常に家族と一緒でやはり集中して本が読めない状態だったので、全く進みませんでした。
やっと読めたのは帰りの飛行機の中でした。
名前はやっぱり最初のチャプターでは覚えられなかったのですが、読み進めれば自然と覚えられるようになっておりました。流石はアガサクリスティーであります。

島には10人しかいないはずだけど、実は11人目が隠れているのか?
10人の中に協力者がいるのか?
など、想像を張り巡らしましたが、最後まで犯人とトリックが分からず………
アガサにしてやられました。

読んでいる時に、「なんかこの場面知ってる。」などと思っていたのですが、きっとこの本をベースにドラマや別バージョンのミステリーが創作されたのを見聞きしていたからなんでしょうね。

ツイ読友の、ののさんからこの作品の日本バージョンのドラマが最近放映されたと聞きましたので、YouTubeで検索してみました。
ありました。
第1話を見てみました。豪華キャストです。(大地真央、好きなんです)
場所と時間を日本と現代に移しているので細部は違いますが、トリックは概ね原作通りなので面白い!と思います。
このブログを書き終わったら第2話もみてみようと思っています。

アガサクリスティーの他の本もまた近々読みたいな。
もう1冊本棚にあった気がするので探してみます。

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【読了】Every Heart a Doorway (Wayward Children, #1)


By Seanan McGuire

何の本を読むかが決められなかったので、本棚に並んでいる薄目の本からこれを選びました。
これを読んでいる間に次に読む本が決まるかな?と思って。

この本、かなりBookTuberの中で盛り上がりを見せておりました。
悪く言う人は一人もいない感じで、BookOutletに出ていたので即決で購入しました。

世間一般で言われるところの精神的に悩みを抱える少年少女達の寄宿学校内のお話し。
過去に「Fairland」や「Land of Nonsense 」や他の世界に行っちゃってた子供達の話し。

ミステリー仕立てになっていて、面白いのですが、死の扱い方が受け入れらなくてちょっと嫌な気持ちになりましたの。だから星は3.5つけときます。

それ以外は、キャラクター達も面白いし、世界観も面白い。
Peculiar Childrenとほんの少し雰囲気がかぶるところもあるので、こちらが好きな人はどちらも好きなんじゃないかな?と思いました。



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【読了】The Road 


By Cormac McCarthy

暗かったひたすら暗かった。
なのに、一日で一気読みでした。

最近よく読んでいる世紀末物です。
原因はなんだか分からない災いに見舞われた後の世界のお話し。

簡単にまとめると、名前も語られない10歳ぐらいだと思われる少年とその父親が、寒さから逃れる為にひたすら南を目指して歩く話。
ほんの少ししか生き残っていない人間の大部分は人食い人種になって生き延びているようで。
怖い。

文章も独特で、セリフに鍵かっこ(クオーテーションマーク)がありません。
親子の会話はとってもシンプルに書かれているので、少年はもっと小さい子の印象なのです。

最後の方で涙が目にたまりましたが、ぐっとこらえて乗り切りました。

さて、わが家にもいる10歳児とその父。
同じ状況になったらちゃんとサバイバルできるのか?
夫に聞いてみたら、「無理。1ページ目で殺される」という頼りない返事。
家族を引っ張ってサバイバルしないといけないのは母親の私かも?
生き残るすべは缶詰にありと見た!買い占めるか!?


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【読了】The Power


By Naomi Alderman

2017年の”Bailey’s Women’s Prize for Fiction”を受賞した作品です。
その年に英語で出版された本で女性が著者であり、その中で一番優れた作品に送られる賞です。

今年は「The Power」が受賞しました。
この作品、実はロングリストにノミネートされた時あたりから気になり始め、ショートリストの中では一番読んでみたいと思った本なのです。
ショートリストにノミネートされた時にBook Depositoryからオーダーしました。(アメリカでは現時点でまだ発売されておりません。2017年10月10日発売です。遅っ!)
が、受賞が決まってから手元に届きました。イギリスからグアムは本当に遠いのね~です。

さて、この本。私の好きな日常に異変が加わる話しです。
女性に手から電気を放出する能力が備わることで、男女の立場が逆転します。
途中非常にグロテスクなシーンもありますのでハートの弱い人には嫌われるかも知れません。

読み終わった瞬間は、どんな感想を口にすればいいのか全く分かりませんでした。
これは思った以上に難しいテーマを扱った本でした。
私の思考は飛びまくっておりました!!

実際に女が男よりも強い性になった場合、本に書かれているような事になるんだろうか?という疑問が一番残ったのですが、男女にかかわらず人間の根底にはこんな性質が備わっているのかも知れないと思うと怖いのです。(詳しい事を書くとネタばれになるので書けないわ~)

冒頭からぐっと引き込まれました。語り手が数人いるのですが、あれ?これ誰だっけ?となることしばし。途中、宗教的、政治的な話が挿入されますが、この時は読むペースが落ちました。ちょっとダレました。
しかし、最後にまた持っていかれました。パワフルでした。
冒頭と巻末の手紙のツイストが面白かったです。

途中でダレなれけば星5つだったんだけどなぁ。星4.5という事で。

この作者、あのMargaret Atwoodがメンターだったそうで。すごい人の後押しですね!






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