Breakfast at Tiffany’s


By Truman Capote

やられました。惚れた。
この本、好きすぎます。
カポーティの言葉のセンスというか、ホリーの口を介して発せられる哲学的なセリフとか、とにかくおしゃれです。
この本は何度でも読み返したい。
素敵な言葉たちをそのまま覚えてしましたいです。

この本には短編小説が表題作を含めて4つ入っています。
私は基本的には短編小説が苦手なのですが、この本は別格扱いだわ。

映画はかなり昔にみましたが、映画と本とは随分違う印象です。
私は断然本の方が好きです。(オードリーヘップバーンは大好きだけど)
カポーティは主役のホリー役はマリリンモンローにやって欲しかったようです。そういわれて読んでみると、イメージはオードリーよりもマリリンかも!?
でも、もうオードリーのコケティッシュな印象が脳裏に焼き付いていて、彼女以外のホリーは考えられないんだけどね。

あの村上春樹がこの本を翻訳していますが、どんなにおしゃれな仕上がりになっているのか超興味がわいてきました。(村上春樹の小説はあまり好きじゃないけど、彼の言葉の選び方には一目おいております。)

この本、書き込み用と保存用と2冊必用だわ~。
1冊保存版を買っちゃおうかな?
しかし、大好きなPenguin Modern Classis版だとオードリーヘップバーンが表紙なのです。
私的にはホリーはオードリーではないので別の良いバージョンがあればあえてそっちが欲しいです。
でも気にいるバージョンがないので表紙がオードリーのを買っちゃうかな?

しかし、この作品を書いた作者が「冷血」を書いた作者だとは思えないし、イメージすらつながりません。
いったいどんな風に書いたのだろう??
これは読むっきゃないです!近々読みます。

閑話休題。
読了した本に戻ります。

この本にはこのまま覚えたいQuotes (引用)が沢山出てきます。
本当に沢山あるので、私の琴線に響いた3つをご紹介。(他にもあるんだけど、全部は解説できないわ~)

これはとっても有名なQuoteじゃないかと思うのですが、めっちゃ気に入ったやつです。
“It should take you exactly four seconds to cross from here to that door. I’ll give you two.”
意味は「ここからあのドアまでちょうど4秒かかるわ。2秒あげる」という事です。
(翻訳家にはなれそうにない訳で申し訳ない。)
これはホリー・ゴーライトリーのセリフですが、”Get out of here!! (でてけ!)”とかいうよりおしゃれだと思いません?

“I’ll never get used to anything. Anybody that does, they might as well be dead.”
「何にも慣れることなんてないの。慣れちゃったら死んだも同じ事よ」
ホリーの何気ない哲学的なセリフ。

“It’s useful being top banana in the shock department.”
Top Bananaには重要人物という意味があります。びっくりさせるのが得意って事を言っているのだけれども、この言い回し真似したくなりませんか?

ページ数にして98ページしかないのに、猫に名前をつけない理由とか、手紙を読む時に口紅をつけるくだりとか、本当に素敵な場面が沢山あります。

表題作だけではなくて、他の短編の中にも気になる表現が出てきます。
例えば、「House of Flowers」では、恋をしたらどうなるの?に答える場面。
「恋したら胸がどきどきする」なんて単純な回答ではありませんことよ。
気になる人はぜひ原作を読んでくださいね。

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【読了】1984


By George Orwell

70年ほど前に書かれたこの作品が今ベストセラーになった意味は?
CNNが "We're living '1984' today"といっている意味は?

それが知りたくてこの本を読んでみました。

トランプ大統領になってからディストピア小説が売れているそうですが、この作品はその代表です。

今抑えておきたいとされるディストピア文学は以下の4冊。
1984 By George Orwell
Fahrenheit 451 By Ray Bradbury
Brave New World By Aldous Huxley
The Handmaid's Tale By Margaret Atwood

私は以前にThe Handmaid's Taleは読んでいて、とってもDisturbされた記憶があります。
(この場合のDisturbingに合う日本語は何でしょう?不安に駆り立てられる?もやもやする??)
Brave New Worldも読んでみようと思って、最近"ポチッとな"しました。
そして、今回は1984でしたが、ここまで読むんだったらFahrenheit 451も読んでみようかな?

さて、1984。読み始めからぐっと心を持って行かれました。
ツイ読友(Norinちゃん)の表現を借りると、この本は「吸引力の強い」本です。
こんなに嫌な社会を書いているのに、途中で本を置けないほどの吸引力でした。
パワーがあります。
(英語も読みやすい部分が多いし、英語でなければ完全理解は不能な表現も出て来るので、この本を読むならぜひ英語で読んで欲しい! )

本の世界は、本当の事を嘘に塗り替えてそれを真実とするような政府に支配されていますが、それが恐らくトランプのシニアアドバイザーが「Alternative Facts」発言をした事によって、この本に結びついてしまって、売り上げに貢献する事になったのではないかと言われています。

本の中の社会は、本当に自由がなくて、市民は常に監視下にあって、情報操作が行われていて、事実の改竄は普通の事で、ある日忽然と人がいなくなってしまって、その人の存在事態が消されるような恐ろしい体制です。
その体制に疑問を持つ主人公の顛末が後半にどっと書かれている訳ですが、これがまた…

でも、もっと恐ろしいのは、こんな事が現実世界でも既に実際に起こっているんじゃなの?と気がついてしまった時でした。

その1例。
ニュースピークという新しい言語は、言葉を単純化する事によって思考する事をやめさせる働きがあるとしているのですが、だとすれば、現在私達が使う言葉でも略したり単純化したりする事が普通に行う事で、私達の思考も単純化されているのかもしれませんね。

これ以外にも問題点はいっぱいあって、何だか考えれば考えるほど、恐ろしい。

この本、現代の人達の必読書であっていいと思います。


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活字中毒 ワーキングママ ジョガー グアム在住 Arts & Crafts

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