【読了】OUT


By Natsuo Kirino

上の写真はアマゾン(日本)のリンクですが、表紙が違います。
私のはこれです。
2017031018305940c.jpg
どっちも顔です。気に入らない!

日本で1997年に発行されたこの本、文庫本で発売されてすぐに読みました。
が、初版からすでに20年です。
英訳がBookoutletに出ていました。
結末がどうしても思い出せず、読み返したくなり購入しました。ちょうど時期を同じくして、Audibleで2冊で1クレジットのプロモーションをやっていたので、それを利用してAudibleもダウンロードもしました。

翻訳者のスティーブンスナイダーがすごいのか何なのか、ぐっと惹きつけられました。
20年前に読んだ時にもすごい本だな!と思った記憶はありますが、今回もまた「OMG!! OMG!!」の連発でした。(20年も読んでいないと内容を忘れていた部分も多かったです。)

さて、桐野夏生のこの本。分類は何になるのでしょう?
ただのミステリーではありません。ミステリースリラー?ハードボイルド?犯罪小説?ホラーっぽくもあるし。
とにかく暗いし、グロいし、恐ろしいし、病的だし、時には痛いし…
でも読みだしたら止まらないし、今読んでも古さを感じません。

普通の主婦たち(中流以下の家庭)が犯罪に巻き込まれて手を染めていく様子。その背景にある家族の問題、新宿の夜の世界、日系ブラジル人の抱える問題等が鮮やかに描かれています。
一言で言うならすごい本です。(何がどう?と聞かないで~。この本は説明が難しい!)
英語の人達に、この本を読んで!とお勧めしたい気持ち半分。これを読んで日本は怖いところだと思われても困るので勧めないでいようという気持ちが半分です。


しかし、英語で読んでいると、元の日本語が何だったのか気になりますね。
「Skipper」というニックネームは元は「師匠」だったようですし。そんな細かい事にも興味がでます。
110に電話をしているところが911に変わっちゃっているのはどうかと思います。
日本好きな人が110を知らないままになっちゃうじゃないですかね?

結末には賛否両論があるようですが、私はこれで良しとする派です。
細かい事は気にしな~い。

他の日本語から英語になった本も読んでみたくなりました。
読むぞ〜!


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インフェルノ(上)(下)

By Dan Brown
Rating ★★★★

なぜだか知人が急にこの本を貸してくれた。



基本、英語が原初の本は英語で読むのだけれども、貸してもらったのは翻訳本。
ロバート・ラングドンシリーズは『ダビンチコード』は英語で、『天使と悪魔』は日本語で読んだ記憶がある。
なんでごっちゃになったのかは不明だけど。

このシリーズはヨーロッパの名所や美術関連や医学関連の用語が沢山でてくるので英語でも日本語でもすっとばす(意味が分からない時は大体こんな意味と想像して読み進む)箇所が出てくる。今回もそれは例外ではなく…。

今回のテーマのダンテも『神曲』もなじみがないものだけれども、展開が面白いので引きこまれた。

また映画になるだろうから、映像で美術関連の記述に関しては確認したい。
しかし、ラングドン役はトムハンクスじゃないよな~。もっと男前なイメージなんだよなぁ。 



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活字中毒 ワーキングママ ジョガー グアム在住 Arts & Crafts

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