【読了】The Power


By Naomi Alderman

2017年の”Bailey’s Women’s Prize for Fiction”を受賞した作品です。
その年に英語で出版された本で女性が著者であり、その中で一番優れた作品に送られる賞です。

今年は「The Power」が受賞しました。
この作品、実はロングリストにノミネートされた時あたりから気になり始め、ショートリストの中では一番読んでみたいと思った本なのです。
ショートリストにノミネートされた時にBook Depositoryからオーダーしました。(アメリカでは現時点でまだ発売されておりません。2017年10月10日発売です。遅っ!)
が、受賞が決まってから手元に届きました。イギリスからグアムは本当に遠いのね~です。

さて、この本。私の好きな日常に異変が加わる話しです。
女性に手から電気を放出する能力が備わることで、男女の立場が逆転します。
途中非常にグロテスクなシーンもありますのでハートの弱い人には嫌われるかも知れません。

読み終わった瞬間は、どんな感想を口にすればいいのか全く分かりませんでした。
これは思った以上に難しいテーマを扱った本でした。
私の思考は飛びまくっておりました!!

実際に女が男よりも強い性になった場合、本に書かれているような事になるんだろうか?という疑問が一番残ったのですが、男女にかかわらず人間の根底にはこんな性質が備わっているのかも知れないと思うと怖いのです。(詳しい事を書くとネタばれになるので書けないわ~)

冒頭からぐっと引き込まれました。語り手が数人いるのですが、あれ?これ誰だっけ?となることしばし。途中、宗教的、政治的な話が挿入されますが、この時は読むペースが落ちました。ちょっとダレました。
しかし、最後にまた持っていかれました。パワフルでした。
冒頭と巻末の手紙のツイストが面白かったです。

途中でダレなれけば星5つだったんだけどなぁ。星4.5という事で。

この作者、あのMargaret Atwoodがメンターだったそうで。すごい人の後押しですね!






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