【読了】Rebecca


By Daphne du Maurier

良い本に巡り合った時の感動。
この本はその一言かなぁ~。
文句なしの星5つにしました。

Jane Eyreを読んだ後に、どこかで、RebeccaはJane Eyreにひらめきを受けて書かれたとあって、これは読まねば!と思い手に取りました。
が、Jane Eyreに似ていると言われれば似ているし、全く違うと言われれば全く違います。
Rebeccaの素晴らしいところは、その構成と文章にあります。
英語を勉強されている方は一度は読んでみるといいと思います。
読みやすく、キレイな文章ですよ~。

前半の憑りつかれたかのような心地悪さに始まって、後半のミステリーサスペンスのようなドキドキ感。
全部を読み終わってから最初に戻ると、妙に納得します。
この構成は上手いです!
だいたいこの話の語り手の名前が出て来ません。
Rebeccaというのはこの語り手の名前ではなくて、夫の死んでしまった前妻の名前なんですね。
前半は語り手の名前に触れない事で、Rebeccaの存在が強調され、後半になって語り手が「わたし」から「Mrs. de White」に成長(?)していくのが上手いと思いました。

Rebeccaの本質。Mrs. Danversの策略。語り手の変化。どれをとっても女を感じます!女って怖いかも。

この本をホラーやミステリーやサスペンスとして読むともしかすると物足りなさにとらわれるかも知れません。
あくまでもこの本は文学として読むのが正解だと思います。

私はおそらくこの本は、これからも何度か読み返す事になるんじゃないかと思います。
が、その前にぜひ同作家の別の作品が読んでみたいです。
次は「Jamaica Inn」に決定です!
そして「My Cousin Rachel」読みます。

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活字中毒 ワーキングママ ジョガー グアム在住 Arts & Crafts

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