【読了】The Woman in the Window

年末から年始にかけて何かと忙しくて何冊か本のレビューをあげ忘れています。
ポツポツとこれからあげて行きたいと思います。

まずは、「The Woman in the Window」by A. J. Finnから。


この本!スティーブン・キングが言うように、読み出したらやめられない面白さでした。
「The Girl on the Train」by Paula Hawkinsと同様、「unreliable narrator(信用できない語り手)」が主人公のサスペンスです。

個人的にはこの2作品ならば、The Womanの方が面白かったです。
疑わしい人物とか、プロットのツイストとか結構分かっちゃったのですが、それでも楽しめました。

この本ではagoraphobia(広場恐怖症)という言葉をしっかり覚えました。
主人公がこのagoraphobiaなのです。
治療薬を飲んでいるのに、ワインを飲みまくっています。
そりゃ幻覚もみるよね〜。という状況なので、 殺人を目撃したと言っても誰にも信じて貰えません。

この作品、英語も読みやすかったですよ。
作者が女か男か分からずに読んでいましたが、オーディオブックで最後にナレーターが作者にしたインタビューが入っていてそこで「あ、男性だったのね」と分かった次第であります。

2018年1月2日に発売されたばかりのこの本。やたらと広告を目にしますが、サイコスリラー好きなら是非読んでほしいなぁ。
年初から5つ星つけちゃいましたよ。
良い1年の幕開けです。


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【読了】The Diplomat’s Daughter


By Karin Tanabe

Subscription BoxのMy Book Boxから7月分として受け取った本です。

WWII時代のヒストリカルフィクション。という事で腰が引けていましたが、日本人の名前が入っている作者だし、読まねばならぬ!の思いで読み始めましたが、腰が引けていた割には興味を持って読み進められました。

外交官の父の仕事の都合でヨーロッパで育ったカトウエミコが主人公。オーストリアで知り合ったレオ君と恋に落ちますが、レオ君はユダヤ人。離れ離れになった後、日本に帰国中の船でエミコが結核にかかっている事が分かり、外交官の父親は先に帰国し、エミコと母親はアメリカに残ります。その収容先で知り合うのが、ドイツ系アメリカ人のクリスチャン。この3人を語り手に話しは進みます。

日本人の女の子がヒトラーを実際に目にする場所にいたことなんて想像したこともありませんでした。立場の違う3人のそれぞれの戦争体験。これまで読んだどのWWIIのヒストリカルフィクションとも違いました。ロマンスも嫌気がささない程度に上手く要素として取り込まれていたのが良かったと思います。


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【読了】Stay With Me


By Ayobami Adebayo

寝る前の時間にこの本を読んでいたのですが、最近疲れているらしくて、本を読んでいる間に寝てしまうという失態を重ねたためにいつもより読むのに時間がかかった本。
はい。後悔です。一気に通して読みたかった。

妊娠できなくて悩んでいる女性の旦那さんに、子供ができないからという理由で2人目の奥さんが嫁いでくる話だと、単純に考えておりました。
違った。それだけじゃありませんでした。
問題はもっと深かったし、複雑でした。

舞台はナイジェリアなのでアメリカとも日本とも事情は違いますが、痛いほど主人公達の痛みが使わって来ました。
子供ができないのって本当に精神的に滅入る問題で、私も結婚してから3年間子宝に恵まれずストレス抱えていたので主人公の痛みが心に直に届きました。日本よりもナイジェリアの方がプレッシャーも強そうですし。
これから先は何に触れてもネタバレになりそうなので、語れませんが、妻の痛み、夫の痛みが複雑に絡み合って、相乗効果をもたらしているかのようです。

この作品はこの作家のデビュー作ですが、次の作品もぜひ読んでみたいものです。



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【読了】Pachinko


By Min Jin Lee

レビューが遅くなりましたが、UPします。

この本、今年の2月に発売されましたが、即購入しました。
別にパチンコが好きな訳ではありませんが、韓国と日本が舞台な本なので、なんとなく読まなきゃいけない気がしたのです。

しかし、今まで手が出なかったのは、韓国人目線で日本に移民した人の事が書かれている本ならば、必ず日本人の事はよく書かれていないだろうという懸念があって、それに向き合うのに躊躇があったからです。しかし、読まねばならぬ~という思いで読み始めました。

私、出身は大阪なので、この物語の舞台についてはよく知っている方でしょう。
大阪には沢山の韓国人2世、3世がいます。私にもそんな友達や知人もおります。
高校生の頃は、なぜ友人が韓国人であることを隠すのか分かりませんでしたが、世の中に出てから、彼らに対する差別を目の当たりにする機会も多くなり、いつしか理解できるようになりました。
残念ながら今でもこの差別は残っています(特に私の親世代はひどいです)。

こんな時代背景があって日本に移民してきたんだなぁ~とこの本を読んで再認識しました。
移民してきた家族は大変な思いをしていたんだろうと思います。
異質なものは受け入れない。排除する。という性質は日本人だけに限った事ではないでしょうが、ほんまになんでやねん?なのです。嫌よね~この性質。

BookTuberさんの反応を見ているとこんな歴史があったことすら知らなかったというようなものが多かったのですが、日本人として、臭い物には蓋じゃないけど、あんまり知られたくなかったなぁと思ってしまったのでありました。


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【読了】The Good Samaritan


By John Marrs

AmazonのPrime Member特典のKindle Firstで先月に無料ダウンロードした本です。
この特典で何が良いかって、Audible(ナレーション)が$1.99になる事です。
しかし、ナレーションは12月までダウンロードできません。
という事で、Kindle Firstはいつも1ヶ月遅れで読む事になります。

さて、この本ですが、冒頭からぐっと持っていかれます。
何この女〜怖い〜なのです。
「The End of the Line」という自殺防止ホットラインみたいなところでボランティアをしているLauraですが、言葉たくみに自殺希望者を自殺に追い込みます。ひゃ〜。
Lauraが関わった女性が自殺をしますが、その夫がこれに疑問を抱いて、Lauraとその家族に接近!
というような話です。

全体的に先が気になってどんどん読めます。
このLauraの描かれ方。怖いです。

という事で、話としては面白いし、引き込まれますが、そう上手くいくかな〜?という疑問を持ち始めた辺りから少〜し引いて読むようになりました。

子供の頃は孤児で、ソシオパスになって…という設定にちょっと疲れてきたかなぁ。
別に子供の頃孤児じゃなくなってソシオパスな人いるだろう!と思うわけです。
ソシオパス系の話も飽きてきたので、普通の人が事件を起こしちゃうようなスリラーがあれば読みたいわ。

しかし、この本、終わり方はツイストが効いてて良かった!

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Author:ずらっぺ
活字中毒 ワーキングママ ジョガー グアム在住 Arts & Crafts

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